こんにちは、アヒルのマー君です。
「金華さば」というの鯖をご存知でしょうか?
宮城県の金華山周辺の海域で獲れたブランド鯖のことを「金華さば」と呼びます。
それでは、どのような鯖で、普通の鯖と何が違うのかを説明したいと思います。
獲れる場所
宮城県の牡鹿半島の先にある金華山周辺の海域で獲れます。
「金華さば」が獲れる金華山周辺の海域は、ちょうど黒潮と親潮が混ざる場所でエサが豊富なので、ここで育った「金華さば」は脂乗りが最高だそうです。
ちなみに、「金華さば」の旬の時期は9〜1月までの期間になります。
鯖の種類
鯖の種類としては、「真さば」になります。
スーパーマーケットや魚屋さんで、普段みかける鯖はこの「真さば」がほとんどです。
では、「金華さば」は普通のさばと何が違うのでしょうか?
普通の鯖との違い
「金華さば」は、金華山の周辺の海域で獲れる「根付きの鯖」のことです。
普通の鯖は、日本の海の沿岸を回遊するのですが、一部の鯖は回遊せずに一か所に留まるものがいます。
このような鯖のことを「根付きの鯖」というそうです。
ちなみに、マンガの「美味しんぼ」に登場する神奈川県の三浦半島で獲れる鯖も「松輪さば」という「根付きの鯖」になります。(「美味しんぼ」第2巻の第7話「幻の魚」)
「根付きの鯖」は日本各地でブランド化されています。
一番有名なブランド鯖のは大分県の「関さば」でしょうか?
「金華さば」もそのようなブランド鯖の一つになります。
認定基準
宮城県の金華山周辺で獲れた「真さば」が全て「金華さば」と呼ばれる訳ではありません。
そのには厳しい基準が設定されていて、認定されるのは1割以下と狭き門だそうです。
まさに、鯖界の超エリートですね。
<金華さばの認定基準>
- 重さ:500g以上
- 脂肪率:15%以上
ちなみに、重さが1kg以上で脂肪率が25%にもなる大物の「金華さば」が揚がることもあるそうです。
最後に
最後まで読んで頂きありがとございます。
宮城県に行った際には、絶対に食べてみたいですね。
獲れたての「金華さば」を食べるには、地元に行かないと無理ですが、缶詰等の加工品であれば通販や宮城県のアンテナショップでも入手可能です。
加工品の中に「金華さば」の生ハムというのがあるんですが、とても気になっています。入手出来たらレポートしてみたいと思います。
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