旅行・散歩

鴨場でアヒルが活躍?鴨場の仕組みのお話し

2019年9月26日

鴨場の小覗の表側

こんにちは、アヒルのマー君です。

先日、浜離宮恩賜庭園に行って来ました。

ちなみに、浜離宮恩賜庭園には鴨場(かもば)があります。

そこで初めて知ったのですが、鴨場では水鳥を捕まえるのにアヒルを囮(おとり)に使うそうです。

とても興味深かったので、今日は鴨場の仕組みについて話したいと思います。

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鴨場とは

鴨場とは、鴨猟をするための場所のことをさします。

 

鴨場の仕組み

鴨場のそばに説明が書かれた看板がありましたので、今回はその看板を使って説明していきたいと思います。

 鴨場の構造

鴨場の構造

鴨場は、「元溜り」、「引堀」、「小土手」と「小覗」から構成されています。

 

(1)元溜り(もとだまり)

水鳥を呼び込むための池。

ここには、普段から人間に手なずけられたアヒルがいます。

(2)引堀(ひきぼり)

水鳥を誘い込んで捕まえるための堀。

(3)小土手

引堀の両側に土が盛られた土手。

(4)小覗(このぞき)

鷹匠が引堀に入ってきた水鳥を監視する場所。

※鷹匠(たかじょう):鷹狩りのために鷹を飼いならす人

鴨場の小覗の表側

鴨場の小覗

小覗きの裏側は、こんな感じになっています。

 

鴨場の小覗の説明

(a)覗き窓

このスリットから引堀の様子を観察します。

(b)打ち鳴らす板

アヒルを引堀に呼び込む時に打ち鳴らす板です。

(c)エサを与えるための筒

この筒を使ってアヒルにエサを与えます。

鴨場での狩りの仕方

(1)水鳥を元溜りにおびき寄せる

鴨場の仕組み1

元溜りに手なずけられた囮のアヒルを放しておきます。

そうすると元溜りにアヒルがいることで、渡り鳥たちは「この池は安全そうだな」と油断して集まってきます。

(2)引堀にアヒルを呼び込む

鴨場の仕組み2

引堀にアヒルを呼び込むため、小覗にある板を打ち鳴らします。

アヒルには、板が打ち鳴らされると、引掘でエサがもらえることを教え込んであります。

(3)アヒルにつられて水鳥がついてくる

鴨場の仕組み3

アヒルは、いつも通りにエサがもらえると思って引堀に入ってきます。

そうすると、アヒルにつられて水鳥も引堀に入ってきます。

(4)引堀の水鳥の様子を確認する

鴨場の仕組み4

鷹匠が、小覗から引堀に入ってくる水鳥の様子をみて、鷹を放つタイミングをうかがいます。

(5)鷹を放つ配置につく

鴨場の仕組み5

小覗で水鳥の様子をみている鷹匠からの合図で、鷹を放つ役の人が引堀を挟んで配置につきます。

(6)鷹を放って捕まえる

鴨場の仕組み6

脅かされてパニックに陥った水鳥を鷹を放って捕まえます。

ちなみに、明治以降は鷹の代わりに叉手網(さであみ)を使って捕まえているそうです。

叉手網(さであみ)

鴨場を訪れるおもな水鳥

  • マガモ

マガモ

  • コガモ

コガモ

  • オナガガモ

オナガガモ

  • ホシハジロ

ホシハジロ

  • キンクロハジロ

キンクロハジロ

 

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最後に

最後まで読んで頂きありがとうございました。

鴨場でアヒルが活躍しているとは知りませんでした。

アヒルを手なずけて囮に使うとは、昔の人はよく考えたものですね。

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